14th 5月2012

Movie

by Kenji

今回は

「キラー・エリート」を観ました。

 

1980年に実際に起こった事件を元にした、サスペンスアクション作品

主役の殺し屋ダニーを演じるのは「トランスポーター」シリーズの

ジェイソン・ステイサム

世界屈指のカッコイイハゲです!

競演は、元SASの工作員スパイクを「キング・アーサー」「シン・シティ」の

クライヴ・オーエン

ダニーの相棒ハンターを「ゴッドファーザー」「タクシードライバー」の

名優ロバート・デニーロ

と、結構濃い目の配役です。

 

ここからはネタばれ注意です。

この映画の原作は元SAS隊員のラヌルフ・ファインズが自身の体験をもとの書いた長編小説で、

実際に起こった事件を描いた為に小説発売時、物議を醸した問題作だそうです。

物語は、殺し屋家業を引退していたダニーの元に元相棒ハンターの人質写真が届く所から始まる。

元相棒を助けるために引き受けた仕事は、3名のSAS兵士の暗殺だった。

暗殺を進めていくうちに、SAS引退した者が作る組織フェザー・メンが動き出す。

ここに世界最高の暗殺者vs世界最強の特殊部隊の戦いが始まる。

そして見えてくる巨大な利権を巡る国家ぐるみの陰謀・・・・。

 

と、ただの男臭いアクション映画でなく、重厚なストーリーもある面白い映画でした。

主演のジェイソン・ステイサムは、私が大好きなカッコイイハゲ・ベスト3に入る俳優です。

「トランスポーター」で、飛び込み競技の選手ならではのしなやかなアクションを見せたステイサム。

今回のアクションシーンもカッコイイことカッコイイこと・・・笑

あの眩しそうにする、独特な表情はいつ見てもカッコイイです!

フェザー・メンの工作員スパイクことクライヴ・オーエンとの格闘は生々しく見応えあります!

ただ、当時の雰囲気を出すためなのか、クライヴのマリオ髭が気になりましたね・・・笑

そして、ダニーの相棒ハンターことロバート・デニーロも渋い、カッコイイ!

さすが名優、存在感あり過ぎです!

世の女性は、こんなオジサンに守られたいと思うかも!笑

 

脇を固める役者はTVシリーズ「プリズン・ブレイク」の

リンカーン・バローズ役で知られる、ドミニク・パーセル

さらにダニーの恋人アン役をTVシリーズ「チャック」のサラ役、

イヴォンヌ・ストラホフスキーが演じ花を添える。

イヴォンヌはやっぱ綺麗ですね~笑

 

ちなみにSASとは、世界でもっとも初期に組織されたイギリス陸軍の特殊部隊

浦沢直樹先生の「MASTERキートン」を読んだことがある方はご存知かも。

現在各国に存在する特殊部隊のモデルにされ、現在でも世界最強の特殊部隊です。

SAS(Special Air Service)

 

それにしても、今も昔も大国の利権を巡り”愛国者”と名乗る連中は

人をゲームの駒のように扱ってるんだな~と考えさせられました。

日本にもいるんすかね~”愛国者”?笑

 

役者は濃いですが内容も濃い見応えのある作品でした!