Movie
今回は
「リベンジ・マッチ」を観てきました！
シルヴェスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロの共演の
スポーツ・コメディ映画！
ストーリーは・・・。
現役を引退して３０年が経つ２人の元プロボクサー、
寡黙で生まじめな”レーザー”ことヘンリー・シャープと
目立ちがり屋の”ザ・キッド”ことビリー・マクドネン。
彼らはともにピッツバーグ出身で
ボクシング史上に残る宿命のライバル同士だった。
２人のタイトルマッチ成績は１勝１敗で、
３戦目を交える直前、レーザーは現役を引退。
真の理由はレーザーの恋人サリーをキッドが寝取ってしまったからだった。
以来、２人は一触即発の犬猿の仲になっていた。
２０１３年のある晩、現役時代の２人をめぐるドキュメンタリー番組が放送される。
６１歳で造船所勤めで、現在も独身で生活が貧しいレーザー、
６３歳で自動車販売とレストラン経営で成功しているキッド、
２人は内心ボクシングへの未練を断ち切れずにいた。
そんな折、ドキュメンタリー番組をみたプロモーターのダンテ・スレートjr.は
大金の匂いを嗅ぎつけ、３０年ぶりのリベンジ・マッチを２人に提案する。
最初はリングに戻ることを頑なに拒否するレーザーだったが、
造船所をリストラされ生活費のため、しぶしぶ試合を承諾。
一方キッドは、やる気まんまんでトレーニングを開始する。
果たして２人の因縁の対決の行方は・・・・。
”レーザー”ことヘンリー・シャープを演じたのは、
シルヴェスター・スタローン
現在６７歳、今も元気に体を張ってる肉体派アクション・スター！
略歴は不要ですね・・・笑
とりあえず、「ロッキー」シリーズのロッキー・バルモアです！
”ザ・キッド”ことビリー・マクドネンを演じたのは
ロバート・デ・ニーロ
現在７０歳、ハリウッドを代表する名俳優ですね！
こちらも略歴は不要ですね・・・。
マフィアのボスが多いデ・ニーロですが、
「レイジング・ブル」でジェイク・ラモッタを演じてます！
他には、
レーザーの元恋人サリーを「L.A.コンフィデンシャル」の
キム・ベイシンガー
レーザーのトレーナー、ルイス・”稲妻”・コンロンを「アルゴ」の
アラン・アーキン
プロモーターのダンテ・スレートjr.をコメディー俳優の
ケヴィン・ハート
サリーとの間に出来たキッドの息子ＢＪをＴＶ「ウォーキング・デッド」の
ジョン・バーンサル
などが演じている。
「リベンジ・マッチ」
スライとデ・ニーロのセルフ・パロディ感漂うこの作品！
２人ともハリウッドを代表するボクシング映画
「ロッキー」と「レイジング・ブル」があります！
レーザーvsザ・キッドではありますが、
ロッキー・バルモアvsジェイク・ラモッタです！笑
冒頭で２人の若かりし映像が出てきます。
あれって「ロッキー」と「レイジング・ブル」の時の映像なんですかね～？？
もう一度「ロッキー」と「レイジング・ブル」を観て確認してみたくなりました・・・笑
この作品、ただのセルフ・パロディだと思われそうですが、
しっかり物語りも作っていて見応えがあります！
その中でセルフ・パロディを出してくるのが面白い！
レーザーのトレーニング風景はまさにロッキー・・・笑
生卵を５個くらい一気飲みしたり、
トラックを引っ張ったり、夕日をバックに走ったり、
「ロッキー」を感じさせてくれます・・・笑
吊るされた肉をサンドバッグ代わりにってシーンもありますが、
トレーナーの”稲妻”に「叩くな！不衛生だろ！」と怒られます・・・笑
圧巻はデ・ニーロの役者魂！
冒頭ではリベンジ・マッチが決まり、喜ぶだけで息切れしてしまうお腹が出た身体を、
最後の対戦では、７０歳にしては締まった身体に仕上げてきます！
いや～、さすがデ・ニーロです！
他には、キッドがトレーナーを頼もうとする名門ジムのトレーナーに
LL・クール・Jがちゃっかり出てます・・・笑
最近ではＴＶ「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」でサム・ハンナ役やってますね！
久しぶりにチャラいLL・クール・Jを観ました・・・笑
キム・ベイシンガーも現在６０歳とは思えない美しさ・・・笑
ティム・バートン版「バットマン」でヴィッキー・ベールを演じてたのが懐かしいです・・笑
「リベンジ・マッチ」
ただのセルフ・パロディと思いきや、
しっかりと作り込まれた、大人なコメディでした！
とても面白かったです！
