04th 2月2014

Movie

by Kenji

今回は

「アメリカン・ハッスル」を観てきました!1970年代後半、実際にあった政治家などの収賄スキャンダル、

アブスキャム事件を題材にしたサスペンスドラマ。

 

ストーリーは・・・。

時は1979年、

天才詐欺師アーヴィンは愛人シドニーと、

銀行からの勇姿をエサに、手数料を騙し取る詐欺をしていた。

アーヴィンは自由奔放な妻ロザリンに振り回されながらも、

シドニーとの”商売”を楽しんでいた、

そんなある日、FBI捜査官リッチーにシドニーが逮捕される。

リッチーはアーヴィンに4人の同業者を売れば無罪放免にすると持ちかけてくる。

アーヴィンはニセモノのアラブの大富豪シークを用意して詐欺師仲間に騙させ、

その現場を押さえるというシナリオを考え、すぐにカールという詐欺師がワナにかかる。

しかし彼は、ニュージャージー州カムデン市のカーマイン市長をシークに紹介すると言い出すのだった。

カーマインはカジノ建設のライセンスを買う資金に困り、賄賂に手を出そうとしていたのだ。

その結果、詐欺師を逮捕するというチンケな話がいつの間にか大物政治家の汚職を暴くという

デカいヤマに変わっていく。

果たして、それぞれの思惑が交錯していく中、最後に笑うのは一体誰なのか?

 

天才詐欺師アーヴィング・ローゼンフェルドを演じるのは

クリスチャン・ベール

「ダークナイト」シリーズでお馴染みですよね!

 

FBI捜査官リッチー・ディマソを演じるのは

ブラッドリー・クーパー

「ハングオーバー!」シリーズでお馴染みです!

 

汚職政治家カーマイン・ポリートを演じるのは

ジェレミー・レナー

「アベンジャーズ」「ボーン・レガシー」でご存知のはず!

 

詐欺師の愛人シドニ・プロッサーを演じるのは

エイミー・アダムス

「魔法にかけられて」「マン・オブ・スティール」などがありますね!

 

詐欺師の妻ロザリン・ローゼンフェルドを演じたのは

ジェニファー・ローレンス

「X-MEN」シリーズや「ハンガー・ゲーム」シリーズで有名ですね!

 

その他には

マフィアのボスにロバート・デ・ニーロ

FBI捜査官にマイケル・ペーニャ

などが出演している。

 

「アメリカン・ハッスル」

実際にあったアブスキャム作戦を基にしたフィクション!

ということで、なんと豪華な俳優陣が揃ったこと!

これだけの演技派俳優が勢ぞろいするとすごいですね!

話自体は私はそんなに「すげ~騙された!」みたいなことはなく

地味な作品なのかな~と感じましたが・・・。

それをカバーするかのように俳優陣の演技がすごかった!

クリベはモデルとなる現在89歳の元詐欺師メルヴィン・ワインバーグと

3日間過ごして、彼のブロンクス訛り丸出しの話し方をコピー、

ハゲ、ヒゲ、眼鏡とビールっ腹に葉巻好きまでそっくりに似せてくるし、

ジェレミーも実際のカムデン市長アンジェロ・エリチェッティの髪型を真似し、

実際の愛人イヴリン・ナイトがイギリス出身で訛りがあるのをエイミーが見事に演じ、

ジェニファーは「ハンガー・ゲーム」とはまったく違う弾けた演技を魅せ、

実際はジョン・グッドとトニー・アモロッソと二人のFBI捜査官をミックスしたキャラを

ブラッドリーが演じてくれた。

おまけにマフィアといったらこの人!デ・ニーロも少ない出番で存在感を魅せた!

そして、70年代をヒット曲を使った音楽もよかった!

「死ぬのは奴らだ」を歌いながら踊りまくるジェニファーは圧巻でしたね~笑

ただ、実際の妻マリーはアブスキャムから得た利益で生活していたとテレビで責められた直後に

自宅で首を吊って自殺したそうで、その辺りは映画オリジナルのエンディングだったようです。

まぁ~実際の事件を基にしてるから、あんまり派手なことは出来ないだろうけど、

欲を言えば、最後の詐欺に「うわ!そうきたか!騙された!」的な展開があればもっとよかったかな~。

そこにちょっと私が地味に感じてしまったのかもしれませんね・・・笑

 

「アメリカン・ハッスル」

演技派俳優たちが魅せる

実際の事件を基にしたサスペンスドラマ!

とても面白かったです!