Movie
今回は
イギリス・ロンドンに実在した双子のギャングを
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」などのトム・ハーディが
一人二役で演じるクライムサスペンス。
1960年代初頭のロンドン
暴力で街を支配していたギャングのクレイ兄弟。
ハンサムで頭の切れるタフガイの兄”レジー”ことレジナルド・クレイ、
心を病んだ凶暴な同性愛者の弟”ロン”ことロナルド・クレイ。
2人は裏社会のみならず有力者ともつながりを持って権力を欲しいままにしていた。
そんな中、兄レジーがフランシスと恋に落ち結婚。
レジーはナイトクラブ経営に重点を置くようになるが、
ロンは破壊的行動から組織内に亀裂が入り、
クレイ兄弟の時代に陰りが見え始める・・・。
クレイ兄弟を演じたのは
トム・ハーディ
「ブラックホーク・ダウン」「ネメシス/S.T.X」「レイヤー・ケーキ」
「ロックンローラ」「インセプション」「裏切りのサーカス」
「Black & White/ブラック & ホワイト」「欲望のバージニア」
「ダークナイト ライジング」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「レヴェナント: 蘇えりし者」などに出演する、言わずと知れた実力派俳優ですね!
今後も「マッド・マックス」の続編「Mad Max: The Wasteland」や
人気ゲーム「Splinter Cell」の実写化?にも出演予定で活躍が楽しみです!
兄レジーの妻、フランシス・シェイを
エミリー・ブラウニング
「ポンペイ」のカッシア役や
「エンジェル ウォーズ」のベイビードール役でご存知の方が多いはず。
他にはクレイ兄弟を追うロンドン警視庁のニッパー・リード刑事を
イギリスの長寿SFドラマ「ドクター・フー」の9代目ドクター・フーこと
クリストファー・エクルストン、
ロンの恋人マッド・テディー・スミスを
「キングスマン」のエグジーこと
タロン・エガートン、
ギャングの財務顧問レズリー・ペインを
「ハリー・ポッター」シリーズのリーマス・J・ルーピンこと
デヴィッド・シューリス、
敵対組織のボス、チャーリー・リチャードソンを
「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」のビジョンこと
ポール・ベタニー
などが演じている!
「レジェンド 狂気の美学」
実在したギャングの双子の兄弟、
カリスマ的な兄と凶暴な弟をトム・ハーディが見事に演じていました!
なんだかんだで、トムが出演する作品を観ている私ですが、
ホント、作品によって見事に表情を変えてくるカメレオン俳優さんですよね~。
「ブラックホーク・ダウン」ではトゥオンブリー特技下士官、
「ネメシス/S.T.X」ではピカード艦長のクローン、シンゾン
「ダークナイト ライジング」ではベイン
そして「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のマックス。
いや~イイ役者さんです。
兄弟の同一ショットもまったく不自然なとこなかったです。
しかし、この手の実録ギャング系、大体パターンが似てますよね。
最初は栄華を誇るが、家庭崩壊、組織崩壊、終焉に向かう。
このパターンは、人が逃れられない運命なんですかね~。
「ブラック・スキャンダル」「ブロウ」「アメリカン・ギャングスター」
「パブリック・エネミーズ」など数々ありますよね。
いや~でも実録ものはイイです!
主人公がどんなに権力を得ても、自分の力ではどうにもならない所から
崩れていく・・・やっぱり事実は小説より奇なりでよね。
「レジェンド 狂気の美学」
トム・ハーディが見事な演技で双子を演じ分けてくれました!
とても面白かったです!