Movie
今回は
「欲望のバージニア」を観てきました。
アメリカの禁酒法時代に実在した
ボンデュラント兄弟を描いた物語。
ストーリーは・・・。
アメリカが最も危険だった禁酒法時代のバージニア。
「絶対に死なない」という伝説を持つボンデュラント兄弟がいた。
野獣のごとき怪力を誇る長男ハワード。
度胸と気迫で他を圧倒する次男フォレスト。
野心家の末っ子ジャック。
兄弟たちは酒の密造ビジネスでも名を馳せていた。
ジャックは牧師の娘バーサに一目惚れし、気を引こうとし、
フォレストはシカゴから来たワケありの過去を持つマギーと恋仲になる。
そんな中、新任の取締官レイクスが着任する。
レイクスは兄弟に高額の賄賂を要求するが、これを拒否。
これをきっかけにレイクスの非情な脅迫が始まることになる・・・。
レイクスの容赦ない牙が兄弟の大切な人に向けられたとき、
最後にとった兄弟の行動は・・・・。
末っ子ジャックを演じたのは
シャイア・ラブーフ
「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」「アイ、ロボット」「コンスタンティン」
「トランスフォーマー」シリーズのサム役や
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のマット役で覚えてる方も多いはず。
最初、名前がなかなか覚えられなかったのが思い出されます・・・笑
若手スターから演技派俳優になってきてますね！
次男フォレストを演じたのは
トム・ハーディ
ＴＶシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」で俳優デビュー。
「ブラックホーク・ダウン」「ネメシス/Ｓ．Ｔ．Ｘ」
「レイヤー・ケーキ」「ロックンローラ」
「インセプション」「裏切りのサーカス」
「ダークナイト ライジング」では敵役ベインを見事に演じました。
現在「マッドマックス」シリーズ最新作「マッドマックス/フューリーロード」を
撮影中だそうです。もちろん主人公マックスです！
長男ハワードを演じるのは
ジェイソン・クラーク
「デス・レース」「パブリック・エネミーズ」
「ウォール・ストリート」「ゼロ・ダーク・サーティ」
「華麗なるギャツビー」などに出演。
存在感のある演技の名脇役です。
８月公開の「ホワイトハウス・ダウン」にも出演してます！
他にもシカゴから来た謎の女マギーを
「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャンスティン。
牧師の娘バーサを
「アリス・イン・ワンダーランド」ミア・ワシコウスカ。
非情な取締官レイクスに
「アイアンマン３」のガイ・ピアーズ。
山向こうの都会でギャングを取り仕切る”狂犬”フロイドに
「ダークナイト」シリーズのゲイリー・オールドマン
などが脇を固めている。
この作品はマット・ボンデュラントの小説
「The Wettest County in the World」を原作に作られています。
名前から分かるように、マット・ボンデュラントは三男ジャックの孫だそうです。
おじいちゃん達の実話を基に書いた小説ですから、やはりリアリティがあります。
この禁酒法時代にはなんと１１人に１人の割合で賄賂を要求する
汚職警官が居たということに驚きです。
ケヴィン・コスナー主演の「アンタッチャブル」のエリオット・ネス率いる
チーム名”アンタッチャブル”は”買収されない人”を意味してましたよね。
しかしこの作品、役者さんも豪華ですごいです。
取締官レイクスを演じるガイ・ピアーズがムカつくこと・・・笑
最近「ロックアウト」以外は”ヤ”な奴を演じることが多いガイ・ピアーズ。
ムカつくキャラが板についてきましたね～笑
もっとカッコイイ役をやってもらいたい役者さんなんですけどね～笑
”狂犬”フロイドを演じたゲイリーも出番は多くないものの、
やはり存在感抜群でした！
シャイアも最近は演技派としてやってるみたいで
「トランスフォーマー４」にも出ないみたいだし・・・笑
トム・ハーディは「マッドマックス/フューリーロード」が楽しみだし、
いい役者揃いでしたね。
禁酒法時代で見せる
いい役者さん揃いの面白い映画でした。
